qo3306 2012-7-4 14:42
神威がくぽ「流転吟遊」
流転吟遊 流轉吟遊
夏風、戦ぎ彼方に遊戯べ
凛と澄ます 夕凪越えて
移り往く 言葉に泣け
明くる朝には 輝く
夏風輕搖,朝彼端遊去
飛越過凜然而清澄的 夕靜之海
因流轉的 言語而哭泣
在明日的早晨 綻放光輝
捨てた歌に傾く月
振り返れば もう、居ない
往きはよいよい、帰りは怖い
遠き日が甦る
在被棄之歌中斜下之月
再轉過頭時 已不見蹤影
那前進使人顫抖、歸去令人恐懼的
遙遠之日重生
流れて 落ちて 壊れて 嘆いて
何処から生まれ、何処へ往く?
流轉 墮落 毀壞 哀嘆
我是從何處而生,又該往何處而行?
揺れる影を絶つ夕立
懐かしめば 過ぎ去りて
後に残せし夢を怨めど
悲しみは未だ募る
將搖曳之影切斷的驟雨
若是懷念 便轉瞬逝去
在怨恨著之後殘下的幻夢時
悲傷仍繼續聚起
忘れて 満ちて 焦れて 叫んで
何処から生まれ、何処へ往く?
遺忘 充實 焦躁 大喊
我是從何處而生,又該往何處而行?
夏風、戦ぎ水面を疾走れ
闇の中で 命を示せ
霞み往く 言葉に乗せ
在りし日の歌を 奏でる
夏風輕搖,在水上疾奔
在黑暗之中 展現出生命
乘著逐漸 稀薄的話語
唱奏出 往昔之歌
夏風、戦ぎ 聴かせておくれ
時の果てで 枝葉を鳴らせ
消えて逝く 其の背見つめて
安らかな眠りよ 永久に
夏風輕搖,請讓我聽見吧
在時間的盡頭 讓枝葉搖曳發聲
注視著消失而逝的 那道背影
請安寧地睡吧 直到永遠